ミールダルスヨークトル氷河の黒い氷の洞窟探検
こんにちは、ノリコです。
2018年9月に黒い氷の洞窟に行った時の体験レポートをお届けします!
2018年9月撮影
参加したのはこちらのツアーです。
氷の洞窟というとヴァトナヨークトル氷河にあるスーパーブルーが有名なので、そちらをイメージする方が多いと思います。
でも実は、ヴィークの町の北側にあるミールダルスヨークトル氷河にも洞窟があり、
「カトラ山の氷の洞窟」「黒い氷の洞窟」「氷河の洞窟」等と呼ばれています。
私もツアーに参加する前は「え?氷の洞窟なのに黒いの?なんじゃそりゃ??」とかなり懐疑的だったのですが、実際に行ってみたらその不思議な光景に圧倒されました。
氷の洞窟だけでなく、そこにたどり着くまでの道のりや周囲の風景も楽しめますよ!
このブログではツアーに参加した際の体験談をお送りします。
・氷の洞窟ツアーの価格・内容の比較はこちらから→洞窟探検・氷の洞窟ツアー
・氷の洞窟についてのお役立ち記事→【完全ガイド】氷の洞窟・アイスケーブ
現地集合なので友達に車を出してもらってヴィークの町まで移動しました。参考までにグーグルマップを添付します。
移動時間は約2時間半。途中のクヴォルスヴォトゥル(Hvolsvöllur)の町にあるガソリンスタンドで休憩を取り、ホットドッグを食べたり、お手洗いに行ったりしました。
当日の天気は曇り。でもアイスランドの天気は非常に変わりやすいので希望を持っていきましょう!
ヴィークの町にあるN1のガソリンスタンドがミーティングポイントです。現地でツアーオペレーター会社 Katlatrack のガイドさんと合流。参加者が多かったので2グループに分かれてスーパージープに乗りこみました。 ヴィークの町を離れ黒い砂の平原へと乗り出し、道なき道を進みます。氷河の洞窟への道はラフロードも多く、車が揺れてジェットコースターに乗ってるような気分に。車窓の景色も綺麗だったのですが、写真を撮る余裕はありませんでした。もし撮っていたとしてもかなりブレていたと思います。写真撮影は潔く諦めて自分の目にしっかりと焼き付けることにました。
2018年9月撮影
ラフロードを乗り越えて、氷河の洞窟近くにある駐車場に到着しました。こちらが載ってきたスーパージープ。運転席のドアに「Katlatrack」のロゴがありますね。
2018年9月撮影
写真中央にいるのが Katlatrack のドライバー兼ガイドさん2名。残念ながらお名前を控えるのを忘れてしまいました。2名体制で洞窟探検中もしっかりとサポートしてくれました。
ここでヘルメット、ヘッドライト、着脱式スパイクなどの安全装備が配られます。
2018年9月撮影
簡易スパイクは上記の写真のような感じで、履いている靴にはめて使います。サイズはざっくりと大小サイズの展開がありました。小さすぎたり大きすぎたりしたらサイズを変更してくれます。
安全装備を装着したら、ガイドさんからいくつか注意事項の案内があり、氷河の洞窟の入り口へと向かいます。
2018年9月撮影
道の途中にある小さな川を越えて進みます。よく流れが変わるらしく、木の板がかけられただけの簡素な橋がありました。
2018年9月撮影
そしてこちらが氷河の洞窟の入り口です。まずはガイドさん達が中に入って安全を確かめます。
2018年9月撮影
入り口付近を撮影。とてもユニークな形をしています。
2018年9月撮影
ガイドさん達が戻ってくるのを待つ間、周囲の撮影をしていました。遠目に見ると黒い山にしか見えないですね。
2018年9月撮影
安全の確認が取れ、ガイドさんと一緒に洞窟内部へ。中は狭いので混雑を避ける為に、まずは最初のグループが入ります。みんなテンション上がってますね。ちなみに私は後発組でした。
2018年9月撮影
洞窟内部は暗く、足元にはガイドさんが設置してくれたライトがありますが、ヘッドライトも使用しないと前が見えません。
2018年9月撮影
洞窟の壁面の氷はとても不思議な色合いで、白、灰色、黒、ほのかに青色にも見えます。
2018年9月撮影
狭い洞窟内部を注意しながら進むと開けた場所に出ました。吹き抜けのようになっていて空が見えます。まだ曇っていますね。
2018年9月撮影
こちらがさっき通ってきた洞窟です。
2018年9月撮影
この黒い砂のようなものは火山灰だそうです。なんだかすごく雰囲気がありますね。
2018年9月撮影
こちらは腹ばいにならないと入れないほど小さな洞窟。氷が溶けたらもう少し大きくなるかもしれないとのことでした。
2018年9月撮影
洞窟内部には川が流れていました。足元が滑りやすいです。
2018年9月撮影
こちらは帰り道の写真。洞窟内部の暗さがおわかりいただけるかと思います。
2018年9月撮影
洞窟内部は暗く狭く足元も不安定なので、ロープをたどってゆっくりと慎重に進みます。要所要所でガイドさんが手を貸してくれました。
2018年9月撮影
洞窟内部の壁面を撮影。なんだかマーブル模様の石のようにも見えます。
2018年9月撮影
出口が近づいてきました。自然にできた流線形と不思議な色合いで映画のワンシーンに入り込んだような気がしました。
2018年9月撮影
出入口付近の氷。氷内部にたくさんの気泡がありました。
2018年9月撮影
洞窟探検終了。外に出るとさっきまで曇っていたはずなのに晴れ間が覗いていました。アイスランドの天気は本当に気まぐれですね。奥に見える山が日に照らされています。
2018年9月撮影
ミールダルスヨークトル氷河の洞窟周辺の景色も素適なのでいくつか紹介します。
2018年9月撮影
白と黒の層が出来ている氷河の静かな佇まい。手前の小川は氷河の溶け水が水源のようです。
2018年9月撮影
右手にある緑色の山、左手にある黒い山、そして手前にある白い小川がコントラストを作り上げています。
2018年9月撮影
この山がすごく絵になるので何枚も写真を撮ってしまいました。
2018年9月撮影
広い空に雲が垂れ込めています。
洞窟探検終了後は駐車場まで歩いて戻り、ヘルメット等の安全装備を外してガイドさんにお返ししました。その後、スーパージープに乗り込んでヴィークの町まで戻ります。またあのラフロードを通って帰ります。道中には標識も何もないのですが、ガイドさんはどうやって道を覚えているのでしょうか。
2018年9月撮影
こちらは帰路の写真ストップで撮った別の氷河の遠景写真です。
2018年9月撮影
最後の最後で快晴になりました。この天気の気まぐれさアイスランドならではですね。
ヴィークの町に着いたらスーパージープを降りてガイドさんとお別れです。
集合場所の近くにあるお店でお手洗いを済ませ、空腹を満たしてからレイキャビクへの帰路につきました。
さてツアーの感想まとめです。
スーパージープでラフロードを走り抜ける段階から冒険が始まっていました。遊園地のアトラクション並みに揺れました。普通は入れない場所に行けるのもこのツアーの魅力の一つかと思います。まるで映画の撮影シーンのような景色が楽しめます。氷河は遠目に見ると黒い山のようでしたが、洞窟内部の氷は光の加減で白、黒、灰、青色などに見え、とても不思議な空間でした。
ミールダルスヨークトル氷河の洞窟はアクセスできる期間も長いので、ヴァトナヨークトル氷河の氷の洞窟のシーズン外にアイスランドに来られる方で、アイスケーブに興味のある方にお勧めしたいツアーです。
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前の記事:アイスランドで乗馬体験|アイスランディックホースに乗ってきました!
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