アイスランドの家族旅行 モデルコース
アイスランドは治安が良く、水道から出る飲料水はとてもおいしい!知らない土地でも心配をすることが少なく、家族旅行にもぴったりな国アイスランド。お子様や高齢のご家族の方と旅行という人も少なくありません。
ちょっとゆっくりめのペースで旅行したい。そんな方もグループで楽しめるモデルコースです。
計画するポイントは、バスツアーかレンタカーか
家族旅行を計画する際にまず考えてみたいのが移動方法です。アイスランドでは電車や観光地への公共バスがないため、レンタカーを借りるか、ツアーバスを利用するかのどちらかとなります。
ツアーバスを利用すれば、ホテル付近でピックアップしてくれて、1日ガイドさんが見るべきスポットに案内してくれるので気軽な反面、トイレや食事休憩の時間が決められているため、小さなお子様にはちょっと大変かもしれませんね。歩くのが遅く移動に時かなかかる、という点はガイド付きツアーでも問題はないでしょう。ただし小さなお子様がいる場合には、荷物も多くなりがちですのでレンタカーで自由なペースで移動できるのは利点が大きいのではないでしょうか。
観光スポットやルートを調べるのが面倒だという場合には、セルフドライブパッケージがお勧めです。決められたルートに沿ってホテルも手配されますし、旅程表には観光スポット情報も盛り込まれています。事前にご相談いただければ、ご家族のご希望に沿ったカスタマイズもできます。
ゆっくりのびのび10日間のドライブ
日数に余裕があるなら、移動距離は少なくたり連泊すればゆっくりと旅行を楽しめます。例えば10日間ある場合、アイスランド一周もできますが毎日ホテルを変えることになります。それも大変なのでアイスランド南西部にエリアを絞り、連泊しての旅行はどうでしょうか。
参考:西・南アイスランドをゆったりと楽しむ10日間のセルフドライブツアー
1日目 到着 レイキャビク泊
2日目 スナイフェルネス半島、アルナルスタピ スナイフェルネス半島泊(連泊)
3日目 スナイフェルネス半島、キルキュフェットルの山 スナイフェルネス半島泊(連泊)
4日目 シンクヴェトリル国立公園 ゴールデンサークル泊(連泊)
5日目 間欠泉、グトルフォスの滝 ゴールデンサークル泊(連泊)
6日目 セリャランズフォスの滝、スコゥガフォスの滝 キルキュバイヤルクロイストゥル泊(連泊)
7日目 ヨークルスアゥルロゥン氷河湖やスカフタフェットル自然保護区 キルキュバイヤルクロイストゥル泊(連泊)
8日目 レイキャビク散策 レイキャビク泊(連泊)
9日目 レイキャビク散策、ブルーラグーンに行ってもよい レイキャビク泊(連泊)
10日目 出国
1日目以外は2泊の連泊となりますので荷造りや移動の面倒はありません。一日中ドライブして、あちこち巡るというよりは、少しづつ観光して、プールに行ったりカフェでお茶を飲んだり、ホテルで休んだりと、ゆっくりと旅行ができます。
旅の最後はレイキャビクで連泊。町の散策も急がずにゆっくり楽しめますし、10日目のフライトが早朝でもこれなら慌てずに出国できますね。
人気のアイスランド滞在5日間|レイキャビク連泊
もう少し短い日程であれば、5日間のスケジュールはいかがでしょうか。下記の観光スポットやアクティビティなら、観光バスツアー(日帰りツアー)を利用することも、レンタカーを借りて自分で観光することもできます。今現在は下記旅程となるパッケージはありませんが、ご相談いただければカスタマイズ可能です。
1日目 到着 レイキャビク泊(4夜連泊)
2日目 レイキャビクを観光、ホエールウォッチング3時間 レイキャビク泊
3日目 ゴールデンサークル観光1日 レイキャビク泊
4日目 乗馬ツアー半日、アゥルバイヤル野外博物館 レイキャビク泊
5日目 ブルーラグーン、その後出国
遠出をせずに楽しめる場所やアクティビティです。レイキャビクの港では釣りも楽しめますし、シティーカードを使えば動物園や博物館の入場料、市内バスが無料となります。アゥルバイヤル野外博物館は、昔のアイスランドの建物が保存されていて、とても勉強になります。デンマーク風の石造りの建物や、屋根に草が生えたターフハウスという建物まで興味深い展示があります。
人気のアイスランド滞在5日間|レイキャビク2泊、田舎のホテル2泊
大自然の中の景色を楽しみたいのであれば、下記のロードトリップもお勧めです。アイスランド観光で人気のゴールデンサークルと、セリャランズフォスの滝、スコゥガフォスの滝はしっかりとカバーしています。
参考:夏のセルフドライブツアー4日間をカスタマイズ
1日目 到着 レイキャビク泊
2日目 ゴールデンサークル観光1日 クヴォルスヴォットルル泊(連泊)
3日目 南海岸-セリャランズフォスの滝、スコゥガフォスの滝、ブラックサンドビーチ クヴォルスヴォットルル泊
4日目 レイキャビク散策とブルーラグーン レイキャビク泊
5日目 出国
ゴールデンサークルと南海岸をゆっくりと移動し、観光します。移動距離が少なめなので、ホテルでのんびりと朝食をとってからの観光でも十分に楽しめます。クヴォルスヴォットルルの村には夜9時までオープンしているプールもあります。
アイスランド旅行であると便利なアイテム
気温が低いのでセーターやフリース、冬にはしっかりした防寒着が必要です。夏でもニット帽やマフラー、手袋はあると便利です。また雨の日も多く、足元が汚れることも。風も強いので折り畳み傘やポンチョではなく、カッパ(上下)と長靴もあると便利です。11月から3月の冬の時期はスキーウェアを重宝します。
ベビーカーは町中では便利ですが、砂利道や土がむき出しの道も多いので、できれば抱っこ紐やベビーキャリアがお勧めです。ホテルやツアーでの貸し出しはありませんので持参する必要があります。
レンタカーの場合、ベビーシートやチャイルドシートはレンタルができます。
バスツアーでもレンタカーでも携帯食は必要です。食べ物を購入できるカフェやガソリンスタンドが離れているので、すぐに取り出せるサンドイッチやお菓子、クッキーがあると便利です。ただし、ツアーバスでは飲食禁止となっていることもあるので注意しましょう。水筒があればお水はレストランなどで入れてくれます。
アイスランドには日本食レストランや日本食を購入できるお店がありません。(カリフォルニアロールなどを出してくれるSushi屋はあります。)レトルトのお味噌汁やご飯などあるといいかもしれません。軽く自炊ができるようにキッチン付きのアパートメントに泊まるのも便利です。
カードゲームなど遊べるものもあると助かります。長時間のフライトだけでなく、ホテルで過ごす時間にもぴったりです。
雨や雪の日には?
アイスランドのツアーは全て雨天決行です。そのため雨や雪の日でも快適に観光ができるように雨具は必須です。レイキャビク市内の散策ももちろん楽しめますが、疲れてしまったらダウンタウンにある図書館で休憩しても。子供用のスペースにはちょっとしたおもちゃもあります。普段見慣れない外国語の絵本のページをめくるのも新鮮な体験です。アイスランドは小さな国ですが外国人も多く、英語圏の人のみならず、フランス、ドイツ、ポーランド、タイなど様々な国の人が住んでいます。
また、少し大きな子であればプールに行くのも新鮮な経験ではないでしょうか?屋外プールですが温水なので一年中入れます。雨の中、雪の中で屋外プールに入る経験は日本ではできませんよ! 日本でいう銭湯的な地位にあるアイスランドのプールは、ほぼ年中無休で嵐でも吹雪でも営業しています。屋外プールは25mプールだけでなく、38℃から40℃くらいのジャグジー、子供用の浅いプール、スライダー、サウナなどがあります。子供用にアームリングも用意されています。
ダウンタウンの郊外にあるショッピングモール、クリングラン(Kringlan)。車なら約10分で到着、駐車場は無料です。夏ならダウンタウンからの無料バスが利用できます。それほど大きなショッピングモールではありませんが、アイスランドで最初にできたモール。屋内は冬でも暖かく、天気の悪い週末には大賑わいとなります。映画館や子供が遊べるスペースもあります。(有料)
注意して欲しいこと
治安は良いアイスランドですが、自然を楽しむアウトドアな旅行となります。舗装されている観光地は少なく、足元はでこぼこの道。また間欠泉や滝でも柵ではなくロープがあるのみで、簡単に越えられてしまいます。雨で足元が滑りやすくなっていることも多いので、観光中にはお子様から目を離さないように注意してください。また、レイニスフィヤラのブラックサンドビーチは波が高く、足元をすくわれる人も少なくありません。ここでも十分な距離を保って見学してください。
アイスランドの観光地のトイレは一部有料です。カードでも払えますのでお財布を持ってトイレへ行きましょう。
アイスランドに行く前に
アイスランドの大自然は日本の風景とは全く違います。木があって森が豊かなのが素晴らしい!そうイメージしてきた人も多いと思いますが、アイスランドでは見渡す限りの荒野が広がっていることもあります。夏には夜なのに日が沈まない白夜、ということは日が出ているのに眠くなってしまう。そんな既存のイメージを覆すようなアイスランドは家族旅行でも楽しめるはずです。さらに、アイスランドの成り立ちや、火山のこと、氷河のことなど、くじらのことなど、アイスランド旅行で体験して学べることはたくさんあり、知っていると「なるほど!」という感動も多い国です。
アイスランド旅行前にはぜひ地図を広げてご家族みんなでアイスランドについて勉強してみてくださいね。
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