シンクヴェトリル国立公園の楽しみ方
アイスランドの国立公園、シンクヴェトリル。この国立公園は、もしかしたら「ゴールデンサークル」「大陸の裂け目」「ギャウ」というキーワードでより広く知られているかもしれません。 シンクヴェトリル国立公園はアイスランドで人気のゴールデンサークルという、1日観光ルートの一か所になっています。Guide to Icelandのセルフドライブツアーでも、バス観光のゴールデンサークルツアーでも必ず訪れる場所です。 数々の絶景が国中に溢れるアイスランドですが、シンクヴェトリル国立公園はその中でも特に「知識」で楽しむ場所でしょう。美しく迫力のある景色も魅力ですが、シンクヴェトリル国立公園の見学では、歴史や地学の知識があると何倍も楽しめる場所です。 自然のインパクトが凄い!地球の割れ目、ギャウ ギャゥとはアイスランド語で「地面の割れ目」と指す単語で、シンクヴェトリルの割れ目は正確にはアルマンナギャゥ(Almannagjá)と言います。英語ではギャゥという言葉よりもContinental Lift、または Valley between the mid atlantic ridgeなどと呼ばれることが多いです。この地球の割れ目は北米大陸プレートと、ヨーロッパ大陸プレートの境目であり、アイスランドはそのプレートの境目のちょうど真上にある形となります。日本語では大西洋中央海嶺というものですが、