コテージに泊まる、Bungaloの使い方

コテージに泊まる、Bungaloの使い方

Kuna Yoon
作者: Kuna Yoon
经认证的本地博主

アイスランドで一軒家借りますか?

Photo : Bungalo

外国を旅行するとき、「観光客」ではなく、地元の人っぽく旅したい!なんて思ったことありませんか?

アイスランドでそれをするなら、断然コテージを利用するのがお勧めです。アイスランドの美しい夏、多くのアイスランド人はホテルには泊まらず、コテージやサマーハウス(別荘)でゆっくりとした時を過ごすのがお決まりです。

そんなコテージを簡単に予約できるのが、Bungalo(ブンガロー:アイスランド語でバンガロー)というウェブサイト。このサイトの使い方から、コテージの利用方法まで、夏のアイスランドのドライブを何倍も思い出深いものにするヒントをご紹介します。

コテージをお勧めする理由

ひとつめの理由はコスト。一見高額に見えるかもしれませんが、コテージは数部屋ある一軒家で、6人以上泊まれるものもあります。ですのでグループで宿泊する場合、一人当たりのコストは低めに抑えることができます。また、大人数で泊まれるコテージの場合、リビングルームも広め。旅仲間で集まって、ワイワイガヤガヤ、修学旅行のような楽しい夜も過ごせます。検索すると16人も泊まれるコテージがでてきます。もうこのレベルだと、普通の田舎の一戸建てです。

静かなひと時が過ごせるコテージ

Photo : Bungalo

コテージの多くは自然の中にあります。キャンプ場のようにコテージが一カ所に集約されているような場所もありますが、場合によっては周りは見渡す限り大自然というところも。後者であれば、プライバシーは完璧に守られますし、何よりもアイスランドの大自然を独り占めする魅力があります。この「誰もいない」感は、アイスランドのコテージが誇る良さではないでしょうか。せっかく大自然をドライブしても、夜になったら他のゲストがいるホテルに泊まってしまっては、その良さも半減してしまいます。

コテージというとそのクオリティや設備が気になるところですが、アイスランドのコテージのレベルは低くはありません。それぞれレベルの違いはありますが、最低限必要なものは揃っていると考えて大丈夫。もちろん、リノベーションされたホテルにはかないませんが、キッチンや温水のシャワー、暖房など、アイスランドの一年を快適に過ごす設備があります。造りも割としっかりしていて、キャンプとは比較にならないほど快適です。窮屈なホテルの部屋に泊まるよりは、コテージのプライベートな空間を楽しむのも良いという人もいるでしょう。田舎の快適な一軒家、というイメージです。ラグジュアリーなコテージもあります。

コテージを探して予約する

実はこれがかなり大変でした。日本の別荘のように、コテージは個人所有のものも少なくなく、また多くはアイスランドの労働組合の所有するものであったりしていて、どのコテージを借りるか、というのは友人知人を伝って情報を集めていたようです。その実は大変だった経験を生かして生まれたのが、Bungaloなのだそうです。Bungaloほど多くのエリア(アイスランド各地)やコテージを網羅したウェブサイトはないかもしれません。予約方法も簡単です。写真が多いので、キッチンやリビングルーム、各部屋や敷地の様子もよくわかります。写真を見るだけでワクワクします!Bungaloでは予約する人が22歳以上であることが条件なので、そこだけ注意しましょう。

アイスランド各地にあるコテージ

予約の仕方

検索条件や日付を入力。Find a Cottageボタンをクリック。

地図から探す。行きたい方面が決まっている人は、エリアから絞り込むのも楽しいです。

③泊まれる人数と、設備やオプションを確認。泊まれる人数以上の人を泊めてはダメですよ。

④日付を選択して予約画面へ。クレジットカード支払いで予約完了。

予約が完了したら、予約確認メールが届きます。

細かなところもチェック

上記はとあるコテージの詳細です。Sizeは40㎡なのでものすごい大きいわけではありません。またMinimum Stayが2 Nightsなので、2泊以上ステイする必要があります。

Amenitiesを見ると、Single Bed、Double Bed、Bunk Bedもあります。2段ベットやロフトに寝る人も含めた人数が宿泊できます。全員がダブルベッドに寝られるわけではないですが、2段ベットやロフトを使うのも楽しいですよ。ジャグジーもあるのはうれしいですよね!

ここに記載のない設備は無いですので、比較する際に注意して見てください。

コテージに泊まる準備

コテージに泊まるためにまず必要なのは車!! Bungaloで掲載のコテージは公共のバスでは行くことができないところが殆どなので気をつけましょう。

コテージではベッドリネンは追加で予約できるので、シーツなどは不要です。身の回りのものとタオルは持ってきてください。ジャグジーがあったり、近くにプールがあるコテージもあります。ブルーラグーン等でも必要なので水着も持っていきましょう。

アイスランド到着後に必要なのが食料。レイキャビク出発前には買出しに行きましょう。もちろんアイスランド各地の町でもスーパーはあります。お塩や油などの調味料は前に使った人が置いていくことはありますが、基本的には自分で用意します。そしてお酒好きならビンブージンへ!営業時間の限られている酒屋は、特に地方の町では営業時間がさらに短いのです。せっかくのコテージでの宿泊、夜をまったり過ごすにはアイスランドの地ビールもお勧め。一番いいのは、消費税のかからないケプラビーク空港の到着ゲート内の免税店での購入です。

クーラーボックスはおそらく不要。夏といっても大して気温の上がらないアイスランドでは、1日くらいはトランクに要冷蔵のものを入れておいても大丈夫です。ただし消費は早めに、コテージに到着したら冷蔵庫へ入れましょう。冷凍品はさすがに溶けますのでアイスクリームなどは現地購入です。私の前回のドライブでは、4日間忘れていたトウモロコシが腐りました。スキールは要冷蔵ではありますが、1、2日くらい出しておいても大丈夫だと思います。(これでお腹を壊したことはありません)

コテージに到着したら

コテージに到着したらチェックインをしましょう。コテージではなく、少し離れた場所に管理室がある場合もありますので、住所はきちんと確認。わからなければ電話をしましょう。チェックインといっても、Bungaloでは予約時の支払いになるのでお金のやり取りは不要。鍵を貰ったら、設備の簡単な説明があり、コテージはもうあたなのもの!とはいってもジャグジーの使い方や、キッチンで足りないものなど後から質問があるかもしれません。そんな時はどんどん聞いてみましょう。

コテージ滞在中には

ホテルと違い、滞在中のお掃除はありません。食事の後片付けはもちろん、自分の家と同じように綺麗に利用してください。出かける際に管理室に寄ったりする必要はありませんが、戸締りはしっかりと。

Bungaloのラグジュアリーなコテージ

Photo : Bungalo

コテージをチェックアウトする時は

お掃除をしてからチェックアウトというのがアイスランドの基本ルール。Bungaloでは掃除代を追加することもできます。

自分達でお掃除する場合には、雑巾、ほうき、掃除機、モップなど必要なものが揃っていますので掃除をしてから退出します。ゴミ箱のゴミは、分別して敷地内の指定のゴミ捨て場へ。BBQグリルも使ったら綺麗にしましょう。ジャグジーのお湯は抜いておきます。先に荷物は車に移動させて、空になったところで全員でお掃除すると早いですよ。チェックインしたときと同じくらい綺麗になっていれば大丈夫です。

お掃除が完了したら鍵をかけて、管理室へ。管理人さんがお部屋をチェックしに来るようなことはありませんので、鍵を返したら終了です。


サマーハウスやコテージ滞在が人気のアイスランド。色々な場所、町、環境を楽しめる最高の宿ではないでしょうか。

なんとなくアイスランドでのドライブが気になる。コテージやキャビンも楽しそう。Bungaloでとりあえずチェックするのも楽しいですよ。

アイスランド風の旅を楽しむコテージ滞在の旅は、アークレイリ&ミーヴァトン湖の旅のブログからもご覧ください。泊まったコテージ篇 観光スポット篇

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